ヒーリングスクール通信⭐︎復習をする理由
私が持っている「良い思考パターン」のシェアです。
皆さんはじぶんから「復習」できる人ですか？
私は最初、できませんでした。
なぜって、新しい事を覚える方が好奇心が湧くから。やる気もでる。
後ろ振り返る位なら前に進んだほうが良くない？
また同じ事やるの、アガらないなあ〜。
中学生だった舞香は
そんなことを思ってました。
端的にいうと
新しいことの方が興奮を覚えるし、面白いと
確信していたのです。
復習する意味が分からず、退屈に感じていました。
でもテストの成績を上げるのは好きでしたし、
あわよくばラクでカンタンな方法で成績あげて
インテリジェンスな学校に入って
安泰な人生を送りたかったので
（副音声: OH!なんてツッコミどころ満載な〜）
当時の私は、どの教科も安定して成績の良い子たちが何をやっているのか、観察することにしました。
（というのも、私が目指していた「インテリジェンスな学校」笑に合格するには、どの教科もまんべんなく良い点数をとる必要があったからです。）
その中で、勉強のできる子たちが唯一
共通してやっていたのが「復習」でした。
しかも特段こむずかしい事や
アーティスティックな事ではなく、
今まで読んだところを繰り返し読む
今まで解いた問題集を解き直す、
間違った所をじぶんで正解できるまでやり直す
というシンプルなものでした。
ですから、私もこれをモロパクする事にして
退屈さや「一回やったんだし、もういいじゃん〜」な気持ちをぐっと押しとどめ
今まで読んだところをもう一度読む、
今まで解いた問題集を何度もやり直す
というのを、模試の前にやってみました。
そして
テスト本番を経て、結果が返ってきた時、
気づきました。
きちんと復習することが、
自分のパフォーマンスに絶大な貢献をする事と
「これ位、もうできる」「十分に得た」「忘れるわけない」と思えた事でも
時間の経過で記憶がポロポロ抜けて
知ったかぶりに変容してしまっていた
という事、
そして
復習しなかったことで、
今まで自分がどれだけのものを取りこぼしてきていたか！
という事に。
その経験をさかいに、
「もっとできるようになりたい」
「前に進みたい」
と思った時ほど、復習をするようになったのですが
ひとつ、
今までとおおきく変わったことがありました。
それは、復習が単純かつシンプルで
「パフォーマンスを上げたい」という自分の願望にかなっている
という事に気づいたことで
復習はつまらないとか意味がないなんて
ちっとも思わなくなった
ということです。
なぜって、復習中に考える事が
叶った時の「やったー！」てなってる自分に
変わったからね。
それまでの復習は、
何のためにやっているか分からない
「目的地のない労働」
その場でただ足踏みをしている状態だったので、
それは退屈して当然なものでした。
でも
目標を達成したいなら、
今その瞬間の興奮ではなくて、
未来にある興奮にフォーカスすべきだということを
理解したのです。
あれから２０年経った今も私は
なにか向上心という「芽」が生えたとき、
かならず折をみて、復習をしています。
それが栄養になって、芽が苗へと成長して
なかが詰まった、簡単には折れない樹に育つと
確信しているからです。
「もっとできるようになりたい時、復習する」
という、私の思考パターンのお話でした。
皆さんが自分の向上心を満たしたいなら
「復習」してみてはいかがでしょう。
必ずしもその瞬間に気持ちが高揚せずとも、
新しい学び以上に、
今まで取りこぼしてきた「新しい発見」があり、
未来に素晴らしい違いをもたらすかも
しれないですよ。
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府中の公園を見守る大きな桜の樹の写真とともに
愛と感謝をこめて
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